紀行文「おくのほそ道」を著した俳聖松尾芭蕉 と門弟の河合曽良 は、日光街道 栗橋宿 栗橋関所を 元禄2年 1689 3月28日通行しました。
曽良は日記に 次ぎのように書き留めています。
三月廿八日(陽暦5月17日) マゝダ間々田 小山市ニに 泊ル カスカベ粕壁 春日部市
ヨリ九里 前夜ヨリ雨降ル 辰上剋午前七時半頃 止やむ ニに 依テ宿出 やどでる
間モナク降ル 午ノ下剋午後零時半頃 止やむ
此日 栗橋ノ関所久喜市 通ル 手形モ 断モことわりも 不入 いらず
これに因んで5月17日に講座を開催します。又現在も行なわれている 「栗橋宿本陣跡発掘調査」 の報告もいたしますので、皆様ふるってご参加ください。
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内容:
①栗橋宿・栗橋関所について 清水 亨 (会員)
②おくのほそ道・曽良随行日記について 片岡 春雄 (会員)
③栗橋宿本陣跡発掘調査報告
公益財団法人埼玉県埋蔵文化財調査事業団 担当専門職員
講演終了後に希望者による遺跡発掘現場案内、懇親会を予定しています。
日時: 5月17日(日) 9時30分~ 12時00分
場所: 栗橋文化会館(イリス)視聴覚室 ※人数が増えたため変更になりました
定員: 45名(申込み順)
費用: 500円(資料代・保険料等)
申込み・問合せ 片岡 ☎ 080 1145 7418